専門家の派遣

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事業の概要

HICAREでは,世界各地で放射線被曝者の治療等に当たっている医療従事者に対して技術指導,医療情報の提供等や,関係国際会議において報告を行なうため,医師等専門家を派遣しています。

派遣人数

これまでに,アジア,北米・中南米,ヨーロッパの16カ国に,約200人を派遣しています。
国内においても,1999年に茨城県東海村で発生した臨界事故に際して,茨城県からの要請により,住民の被曝線量の測定,健康診断及び土壌の放射能測定を行なうため,医師,看護師,技師等9名の専門家を派遣しました。
また,2011年に東日本大震災に伴って発生した福島第一原子力発電所の事故に対しては,福島県の要請により,避難した住民の被曝線量の測定を行なうため,技師,看護師等6名を派遣しました。

主な事例

被爆者医療に関する研修会の開催
  2007年 ブラジル
  2009年 アメリカ合衆国(カリフォルニア州・ワシントン州)
  2011年 IAEA・HICARE協働事業連絡会議・セミナーを開催

    2012年 アメリカ合衆国(ハワイ州)
  2013年 韓国での放射線被曝医療セミナーの開催 

  2017年 アメリカ(サンフランシスコ)での被爆者医療セミナーの開催
 
技術指導 
  カザフスタン
  ベラルーシ
 
国際会議等への出席
  緊急被曝医療準備ネットワーク(REMPAN)会議
  チェルノブイリ原発事故関連会議
  IAEA国際会議等
 
世界保健機関(WHO)訪問
  福島第一原子力発電所事故を含めた放射線被曝者医療に関する意見交換