活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

韓国より看護師4名を受け入れ

受入研修生:

氏名

所属機関

役職等

キム・ミョンシル

大邱カトリック大学病院

看護師

チョン・ヒョンジュ

慶熙医療院

看護師

クォン・ジョンジャ

釜山報勲病院

看護師

キム・ウンスク

尚州赤十字病院

看護師

研修期間:

令和7年(2025年)10月20日~23日

研修機関(研修日程順):

広島県庁(広島大学名誉教授による講義)
被爆体験講話
放射線影響研究所
広島大学原爆放射線医科学研究所
広島大学原爆放射線医科学研究所 放射線災害医療研修棟
平和記念資料館視察等
広島市役所(原爆被害対策部調査課)
広島赤十字・原爆病院
広島原爆障害対策協議会 健康管理・増進センター

鎌田広島大学名誉教授(写真右)による講義の様子

被爆者の瀧口秀隆さん(写真右)による講話の様子

放射線影響研究所坂田部長代理(写真右)による講義の様子

放射線影響研究所 石原研究員(写真中央)と

原爆放射線医科学研究所 田代教授(写真右)による講義の様子

廣橋教授(左から3人目)による広島大学原爆放射線医科学研究所での講義の様子

広島市原爆被害対策部調査課上本課長(左から2人目)による講義の様子

広島赤十字・原爆病院の藤本副院長(写真中央)と

広島原爆障害対策協議会 健康管理・増進センター 上野所長(写真中央)と

所感:

◆戦争や原爆被害に関して改めて考える機会となりました。PTSD患者を看護するに当たり、情緒面での支えも伴わなければならないと心に刻み、業務に臨みたいです。

◆機会があれば、学んだ実相について周囲に伝え、多くの人たちに知らしめ、このような痛みが繰り返されないよう努力する人が増えるよう努めます。また、原爆被害を受けた患者をケアする際、彼らの身体だけでなく心理的にも慰めとなるよう最善の努力を尽くします。

◆核の危険性と人的被害の実情、災害への対処能力必要性など多くを実感しました。ここで学んだ内容は、勤務先病院を訪れる被爆患者とご家族の痛みを理解するきっかけとなりました。もっと彼らに精神的に寄り添うべきと思いました。

◆被爆者の身体・精神的な苦痛や社会的困難を理解できました。これを基に、患者一人一人の生き方や心を尊重する看護を実践してまいります。また、研修内容を同僚の看護師たちとシェアし、平和と生命の価値を実践する看護文化を築いてまいります。