活動状況(年度別)

トップページ > 活動状況(年度別) > 活動状況(2010年度~2019年度) > ブラジルから医師1名を受け入れ

活動状況(年度別)

ブラジルから医師1名を受け入れ

ブラジル・日伯友好病院から医師1名を受け入れ,1か月の研修を行いました。

受入研修生:

ルシー・アケミ・マツモト
日伯友好病院 医師

期 間:

平成20年(2008年)2月27日~3月26日

研修機関(研修日程順):

広島大学大学院医歯薬学総合研究科
広島大学病院
(財)放射線影響研究所
広島赤十字・原爆病院
(財)広島原爆障害対策協議会
その他平和記念資料化ほか視察

研修内容:

放射線障害診断研修

広島大学病院にて

右から,小林教授,マツモト氏,川口医師

修了証授与式にて

土肥HICARE会長(広島赤十字・原爆病院院長)と

所 感:

ここ日本で,私は原爆被爆者に関して,つまり人体への放射線影響,特に血液システムについての取組みに参加しました。他の専門医と接触し,彼らから学ぶことができました。また,世界で現在可能な最新鋭の装置を用いたさまざまな検査技術をじっくり観察し,学ぶことができました。
 ブラジルに帰国の後は,ブラジルで在住の被爆者に対するサービスの質を向上させるため,最善を尽くしたいと思います。さらに,小児医療分野に勤務する他の小児科専門医に対して,私が日本で得た知識,特に放射線の影響を受けた人々の実相について伝えることにより,小児医療の発展に貢献したいと思っています。