活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

アメリカ・韓国より医師5名を受け入れ

米国より2名,韓国より3名の放射線腫瘍科医を受け入れ,放射線被曝者医療に関する研修を行いました。

受入研修生:

1.ジェームス・ウェルシュ  
 テキサス大学MDアンダーソンがんセンター(米国)  
 放射線腫瘍学科


2.ベス・ビードル  
 テキサス大学MDアンダーソンがんセンター(米国)  
 放射線腫瘍学科


3.チョン・ベグォン(鄭 培権)  
 慶尚大学病院 (韓国)  
 放射線腫瘍学科


4.コン・ムンギュ(孔 文奎)  
 慶熙大学病院 (韓国)  
 放射線腫瘍学科


5.チェ・ジフン(崔 智勛)  
 嶺南大学病院 (韓国)  
 放射線腫瘍学科

研修期間:

平成24年(2012年)7月18日~7月24日・・・研修生1,2
平成24年(2012年)7月18日~7月26日・・・研修生3,4,5

研修機関(研修日程順):

放射線影響研究所
広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園
広島大学病院(高度救命救急センター)
広島大学病院(放射線治療科)
広島赤十字・原爆病院
広島原爆障害対策協議会
第6回高橋記念シンポジアム&第6回日米がん治療国際共同シンポジアム/
第4回放射線腫瘍学 日・韓・中3か国シンポジアム(広島国際会議場にて7月19日~21日に開催)
その他平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線被曝者医療研修

放射線影響研究所 Douple主席研究員(右端)より講義を受ける

放射線影響研究所 林奉権分子疫学部副部長(中央)と

広島原爆被爆者援護事業団 鎌田七男理事長(右端)より講義を受ける

広島大学病院高度救命救急センター 廣橋伸之准教授(奥中央)と

広島大学病院放射線腫瘍科 永田靖教授

永田靖教授の話に傾聴する研修生

広島赤十字・原爆病院 有田健一呼吸器科部長(右端)と

広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター 佐々木英夫所長(左端)と

所 感:

◆広島を訪れ,被爆者の科学的研究について学ぶことができたことは,きわめて貴重な機会でした。放射線腫瘍学の医師として,被爆者から学んだ教訓は,私たちの安全に対する認識を深めてくれました。更に,日本人の強さと忍耐力に触れ,未来の平和の実現に向けて努力しなければない,という思いに駆られました。
今回の研修で学んだ科学的・歴史的知識を同僚や友人と共有したいと思います。また科学的概念を私の医療に活かし,放射線による長期的影響の可能性を理解していきたいと考えています。

◆原爆の被害を克服するための行政の努力と医師達の献身,また今後の課題について知ることができました。大学で学生達に講義する際に,日本の事例について必ず説明するつもりでいます。また,在韓被爆者の資料を集め,日本人被爆者の資料と比較し,被爆によって引き起こされる様々な病状が,人種によって異なるのか研究してみたいと思っています。

◆一人の人間として,悲劇的な歴史を目の当たりにし,言葉では表現できないほどの痛みを感じました。原爆投下後の復興,支援,事後管理などの努力を知り,医師として深い感銘を覚えました。放射線腫瘍科の医師として,被爆者から得られた貴重な資料の蓄積に驚き,講師の先生方の詳しいご説明に感謝しております。今回学んだ知識は,今後患者の診療や研究において,大変役立つものと信じております。
歴史的な建物と現代の建物が共存する広島の街をみながら,複雑な気持ちになりました。