活動状況(年度別)

トップページ > 活動状況(年度別) > 活動状況(2010年度~2019年度) > アメリカから医療管理者1名を受け入れ

活動状況(年度別)

アメリカから医療管理者1名を受け入れ

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス地区における原爆被爆者健診の受入病院における総合調整担当として被爆者医療に貢献している病院管理者1名を受入れ,放射線被爆者医療に関する研修を実施しました。

受入研修生:

デボラ・フェン
プロヴィデンス・リトル・カンパニー・オブ・メアリー医療センター 事業開発部長

期 間:

平成22年(2010年)1月25日~1月29日

研修機関(研修日程順):

広島赤十字・原爆病院
広島大学病院
広島大学原爆放射線医科学研究所
(財)広島原爆障害対策協議会
(財)放射線影響研究所
その他 平和記念資料館等視察

研修内容:

現地視察研修

広島大学病院にて

谷川攻一教授(右)から施設の説明を受ける

修了式:(財)放射線影響研究所にて

児玉和紀主席研究員(左)と

所 感:

研修は大変完成度が高く綿密で,原爆及び後影響に関する膨大な量の情報を提供してくれました。原爆被爆者の福祉を確保するために,HICAREが様々な機関や病院とともに,活動している多くの方法やHICAREの活動の範囲についてより多く理解することができました。平和記念資料館や平和記念公園の見学はパワフルで洞察力にあふれた体験でした。HICAREに関係する多くの医師に会う機会を得ることができました。私は彼らと時間を共有し,広島及び長崎の人々,同様に海外在住の被爆者を支援するうえで,それぞれの役割は何なのかを説明してもらうことができたことを誇りに思います。この研修を提供しくださった全ての方々にあらためてお礼を申し上げます。