活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

韓国より医療関係者7名を受け入れ

韓国原子力医学院(KIRAMS)及び国立緊急被曝者医療センター指定病院で緊急被曝医療に携わる医師等7人からなる研修団を受け入れ、放射線被曝者医療に関する研修を行いました。

受入研修生:

1 パク・チヨン

     韓国原子力医学院 医療技術者

2 リ・チヒョン

     韓国原子力医学院 看護師

3 ソン・スンチェ

     大田(テジョン)軍病院 医師

4 チェ・クァンサン

     首都(ソウル)軍病院 看護師

5 ピョン・ダヒ

     大邱(テグ)軍病院  看護師

6 シン・チェミョン

     江北(カンブク)国立大学病院  医師

7 シン・ヒョンジュ

     済州漢拏(チェジュハルラ)総合病院  看護師

研修期間:

 平成29(2017)年9月25日(月)~9月28日(木)

研修機関(研修日程順): 

 広島大学病院高度救命救急センター

 広島大学原爆放射線医科学研究所    

 広島原爆障害対策協議会

 広島赤十字・原爆病院
 広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園
 放射線影響研究所

 その他平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線被曝者医療研修

広島大学病院高度救命救急センターにて,廣橋伸之教授(中央)と

広島赤十字・原爆病院 加世田俊一副院長(右から4人目)と

広島原爆障害対策協議会 健康管理・増進センター 藤原佐枝子所長(左)と

広島大学原爆放射線医科学研究所 田代教授(右から4人目)と

広島原爆被爆者援護事業団にて高井理事長(前列中央)とスタッフの方々と

放射線影響研究所 分子生物科学部 分子遺伝学研究室 佐藤研究員(左奥)と

所感:

◆今回の研修を通じて自分の目で見て学んだ内容を、勤務している病院内の非常診療チーム(放射線非常診療センター)要員にも説明します。また、研修時に提供して頂いた資料を共有することで、今回の研修に参加できなかった人々への間接教育として利用します。

 

◆放射能災難の経験のない韓国では理論及び訓練のみで学んできました。それに比べ広島での研修は、一貫して実経験を基にしており、初期対処方法や事後管理まで一連の過程が分かるような教育プログラムでした。

 

◆現在私が担当している業務のうち、一般市民の放射線に寄せる心配への電話対応が大きな割合を占めています。その人々に私が直接広島で見て学んだことを生かして説明すると以前より分かりやすく明確に説明することが出来ると思います。