活動状況(年度別)

トップページ > 活動状況(年度別) > 活動状況(2012年度~2016年度) > ラトビア及び米国より医師3名を受け入れ

活動状況(年度別)

ラトビア及び米国より医師3名を受け入れ

ラトビア及び米国より3名の医師を受け入れ,放射線被曝者医療に関する研修を行いました。

受入研修生:

1. ゼナ・マーティンソン (ラトビア)

    リガ・ストラディナ大学 職業安全環境衛生研究所 主席研究員

 

2. メイ・キョウノ (アメリカ)

    ハワイ大学ジョン・エー・バーンズ医学専門大学院 小児科 助教授

 

3. ウェイド・キョウノ (アメリカ)

    ハワイ大学ジョン・エー・バーンズ医学専門大学院 小児科 小児血液腫瘍科 助教授

研修期間:

研修生 1

平成27 (2015) 年11月2日~11月30日

 

研修生 2 ・ 3

平成27 (2015) 年11月9日~11月13日

研修機関(研修日程順):

(11月9日~11月13日) 研修生1 ~ 3
 広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園
  広島大学病院(高度救命救急センター)

  広島原爆障害対策協議会
  放射線影響研究所

 広島赤十字・原爆病院
  広島大学原爆放射線医科学研究所

  その他平和記念資料館ほか視察

  

(11月2日~6日,11月16日~30日) 研修生1のみ

 放射線影響研究所

研修内容:

研修生 1

 放射線生物影響研修:分子生物学 

 

研修生 2・3

 放射線被曝者医療研修

広島原爆被爆者援護事業団 鎌田七男理事長(右奥)と

広島大学病院高度救命救急センター 廣橋伸之准教授(左奥)と

広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター 藤原佐枝子所長(左奥)と

放射線影響研究所 疫学部 定金室長代理((左奥))と

広島赤十字・原爆病院 加世田俊一副院長(右奥)と

広島大学原爆放射線医科学研究所 田代聡教授(左奥)と

田代教授より修了証を受け取るメイ・キョウノ氏

田代教授より修了証を受け取るウェイド・キョウノ氏

放射線影響研究所 分子疫学部 副部長 林奉権先生より修了証を受け取るゼナ・マーティンソン氏

所感:

◆私の放射線の影響についての知識はがんの治療に限られたものでした。しかし今は原爆の放射線とその人体への影響についてのよりよい見解をもっています。がんのリスク増加は大変に興味深く、参考になるものでした。

  非常に多くの患者から得られたデータの集積は、それが被爆について何を示しているかという点において衝撃的でした。私にできる主なことの一つは広島について、原爆が人に与える影響について、また将来原爆の使用を避けなければいけない必要について、人に教えることだと思っています。

 

◆人間への原爆の放射線の影響を誤解していました。原爆ではその初期放射能によってより多くの死者が生じたと考えていました(放射能が人々や建造物を焼き尽 くす熱をもたらしたと思っていました)。とても勉強になりました。 

  同僚や友人に、原爆について、また放射線が胎児を含めた様々な世代にどのように影響する かについて教えていくつもりです。 

 

◆この研修で、染色体異常や炎症マーカーの分析のための新しい知識と技術を得ることができたので、大変有意義でためになるものでした。参考になる理論や方法などについて多くの資料等をいただいたので、今後自分が講義や研究を行う時の素材として使用していきたいと思います。また、原爆の被爆者の健康への影響やどのような健康管理システムが被爆者にとって有効なのかについての詳しい知識を得ることができました。

 これらの新しく獲得した知識などを自身の同僚や研究協力者たちに伝えていきたいと思います。