活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

アメリカから看護師2名を受け入れ

アメリカ・テネシー大学大学院博士後期課程で学ぶ,看護師2名を受け入れ,(財)放射線影響研究所ほかで3週間の研修を行いました。

受入研修生:

デボラ・ジーン・パーセル

テネシー大学大学院看護学博士課程在学

アーカンソー州立大学准教授

 

エリザベス・アン・フィスク

テネシー大学大学院看護学博士課程在学

イースト・テネシー小児病院救命救急臨床専門看護師

期 間:

平成19年(2007年)6月4日~6月23日

研修機関(研修日程順):

 (財)放射線影響研究所

 広島大学原爆放射線医科学研究所

 広島大学病院

 広島赤十字・原爆病院

 (財)広島原爆障害対策協議会

 広島県医師会

 日本赤十字広島看護大学

 (財)広島原爆被爆者援護事業団

研修内容:

看護技術研修

フィスケ氏(左)とパーセル氏(右から2番目),広島赤十字・原爆病院の田川看護部長(左から2番目)と山本看護師長(右)

所 感:

【デボラ・ジーン・パーセル】

 私がHICAREから受けた研修は,これまでに受けた放射線の影響に関する他のどの研修とも異なっていた。(財)放射線影響研究所では,世界でも屈指の科学者の研究活動やその結果について直接話し,聴く機会を与えてもらった。しかし研修には,科学以上のものが組み込まれていた。科学が放射線を被曝した人々に対して最新の関連する健康管理を提供できることは重要であるけれども,放射線被曝の文化的・社会的結果を理解する機会こそが,科学の有効利用を増すことができるのである。

私が原爆ドーム,平和記念公園,平和記念資料館さらに慰霊碑を訪れたことは,人生を変えるできごとであった。さらに私は思いがけず,被爆者と直接会い,彼女の被曝当日そしてその後の人生についての話を聞くという経験をえることができた。私はこの経験を終生忘れないであろう。

アメリカ合衆国で私はアーカンソー州立大学で看護学の准教授であり,またノックスビルのテネシー大学で国家安全保障を専門とする看護学の博士課程の学生でもある。災害準備に関係する大学教職員として,また市民としての職務に戻った際には,広島で得た個人的な体験及び考え方を,私は共有することができるでしょう。この経験全てが,壊滅的な史実に正面から向き合っている。これらの経験が国際的に重要であることは明白であり,我々は核兵器の使用及び拡散を防ぐよう,誰もが取り組まなければならない。広島の平和へのメッセージは,HICAREの現場体験で明らかなように,極めて重要なものである。


【エリザベス・アン・フィスク】

HICAREの研修は,世界中の著名な科学者に会うことができただけでなく,実際に原爆の被爆者にお会いするという,一生に一度の機会であった。私は多様な非常に専門的な情報だけでなく,私のキャリアに非常に有益な,社会的で特定の人の情報を学んだ。

私は小児病院で職員に災害に対応する用意をするための授業を行っており,HICAREの研修によって,私の授業は大いによくなるであろう。加えて,私は国家防衛に関する看護学の博士課程の研究をまとめているところであり,ここ広島での研修は私の研究において最高の経験である。