活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

IAEAヒューマンヘルス部長,レティ・K・チェム氏 HICARE訪問

<写真:チェム氏,共同記者会見にて>


2010年(平成22年)8月6日,IAEA(国際原子力機関)とHICAREは,被曝者医療において,人材育成,共同研究,啓発活動,情報交換の分野で協力していくことに同意し,「覚書」を取り交わしました。
 この協働事業の実施について検討することを目的に,IAEA 原子力科学・応用局ヒューマンヘルス部長,レティ・K・チェム氏を広島に招聘し,HICARE構成機関等の視察やHICARE幹事との意見交換を行いました。

来訪者プロフィール:

<職氏名>
 レティ・K・チェム 医学博士
 国際原子力機関(IAEA) 原子力科学・応用局 ヒューマンヘルス部長
 Rethy K. Chhem, M.D.,Ph.D. 
 Director of Division of Human Health, Dept. of Nuclear Sciences and Applications, IAEA 
 
<略歴>
 ・2008年(平成20年)11月より現職。
 ・世界100カ国以上にまたがる,放射線医学,放射線腫瘍学,医学物理学,栄養・環境的健康関連プロジェクト等の分野におけるプログラムの開発等に取り組んでいる。
 ・カナダ国立医学医療協議会委員,カナダ王立内科・外科学会会員。
 ・ウィーン医科大学,ウルム大学(医療倫理など),プノンペン医療科学大学の非常勤講師。

訪問期間:

2011年(平成23年)8月3日(水)~8月6日(土)

スケジュール:

<8月3日(水)>
 共同記者会見
 広島大学病院高度救命救急センター
 広島大学原爆放射線医科学研究所
 (社)広島県医師会

<8月4日(木)>
 広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園
 広島県知事表敬
 (財)広島原爆障害対策協議会
 
<8月5日(金)>
 広島赤十字・原爆病院
 (財)放射線影響研究所
 平和記念資料館ほか

<8月6日(土)> 
 広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式

谷川攻一・広島大学病院高度救命救急センター長と(福島県で活動する同センター廣橋伸之准教授の通信画面に呼びかけるチェム部長)

広島大学原爆放射線医科学研究所にて。神谷研二所長(左から2番目),田代聡教授(右から2番目)らと

広島県医師会にて(前列左から碓井静照会長,チェム氏,後列左から檜谷義美副会長,柳田実郎常任理事)

鎌田七男・広島原爆被爆者援護事業団理事長と

湯﨑英彦・広島県知事を表敬訪問

佐々木英夫・広島原爆障害対策協議会健康管理/増進センター所長と

土肥博雄HICARE会長(広島赤十字・原爆病院長)と

放射線影響研究所にて(前列左からRoy E. Shore副理事長,チェム氏,大久保利晃理事長,後列左からEvan B. Douple主席研究員,児玉和紀主席研究員,中村典主席研究員,寺本隆信業務執行理事)

放射線影響研究所で顕微鏡を覗くチェム氏(左は児玉喜明遺伝学部長)

広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式参列。児玉和紀・放射線影響研究所主席研究員(左)と

原爆ドーム前にて

土肥博雄HICARE会長(広島赤十字・原爆病院長:左),児玉和紀・放射線影響研究所主席研究員(右)と

チェム氏コメント:

IAEAは,HICAREとの協働事業に関する覚書を重視しており,今回の広島訪問によって,ネットワークの形成など,スタッフとの良好なコミュニケーションを図ることが出来ました。
 滞在中訪問させて頂いた各研究機関では,データの収集・分析等を戦後一貫して継続されていることに感銘を受け,また,大学病院では,大変優れた緊急被曝対応システムを確立されておりました。
 倉掛のぞみ園では,科学者・研究者に欠如しがちな,いわゆるヒューマンタッチの重要性を再認識させられ,平和記念式典への参列とともに,個人的にも非常に印象深い場面となりました。
 我々はこれからも引き続き,HICAREと共に被曝者医療の分野において,世界に向けて最大限の貢献をしていきたいと考えています。