活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

韓国から看護師5名を受け入れ

韓国大韓赤十字社の原爆被害者診療協定病院で医療に携わる看護師5名を受け入れ,放射線被曝者医療に関する研修を行いました。

受入研修生:

イ・ジンスク (李 眞淑)
ソウル赤十字病院 看護師

キム・ジョンジャ (金 正子)
仁川赤十字病院 看護師

チョン・ミンスク (鄭 珉淑)
居昌赤十字病院 看護師

チェ・スクヒ (蔡 淑喜)
慶尚大学病院 看護師

パク・イギュン (朴 梨均)
慶熙大学病院 看護師

期 間:

平成22年(2010年)11月14日~11月19日

研修機関(研修日程順):

(財)広島原爆障害対策協議会
広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園
(財)放射線影響研究所
広島大学原爆放射線医科学研究所 
その他平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線被曝者医療研修

HICARE紹介ビデオを鑑賞

平和記念公園にて

広島赤十字・原爆病院をバックに

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館で,

被爆者の証言ビデオを閲覧

倉掛のぞみ園で講義を受ける

(財)放射線影響研究所・児玉和紀主席研究員と

所 感:

【イ・ジンスク看護師】
  今回の研修を通じ,これまで漠然と知っていた被曝者医療に関する多くの事業と活動について理解できました。また,原爆ドーム,平和記念資料館などの視察で,原爆による惨事を目の当たりにし,二度とこのような恐ろしいことが起こってはいけないことを,世に知らせなければと感じました。広島に来て,直接見聞きすることが非常に重要だと思います。HICAREの研修の必要性を痛感しました。

【キム・ジョンジャ看護師】
  研修前は,ただ漠然と原爆の被害について知ることになるだろうと思っていましたが,実際に被爆現場を訪れたり,研修が進むにつれ,被爆者の痛みを心から感じ,胸がつまりました。
  広島市が被爆の悲しみを知らせ,世界平和のために先頭に立っていることについて,心から理解できました。

【チョン・ミンスク看護師】
  放射線に被爆し,65年の歳月が過ぎても,未だに傷を負って生きている人々に直接お会いし,放射線被曝に対する警戒心がさらに強くなりました。被爆二世の遺伝的な原因が未だ明らかになっていない状況で,疫学調査を長年にかけて行っていることに驚きました。広島の被爆者に関する持続的な研究は,間違いなく人類の平和に寄与すると信じています。

【チェ・スクヒ看護師】
  研修を通じ,言葉では言い尽くせない有益な経験を得て帰ります。これまで忙しさに追われ,働く意味を見失いかけていましたが,帰国したら,苦しむ人々の為に,より親切に,仕事の為の仕事ではなく,人のための仕事をしようと思います。また,活用度が高まっている医療機器から放出される放射線の影響についても,より深く学びたいです。二度と繰り返されてはならない戦争の惨事を心に刻み,核兵器廃絶に向け,積極的に活動したいと思います。

【パク・イギュン看護師】
  この度の研修で,核の放射線が人体に及ぼす影響について,疫学的,統計的に50年以上も研究されている事実に驚きました。
  被爆者養護ホームを訪問し,入居者の生活の様子と管理形態,施設(作業療法,運動療法),人材管理等について見学し,被爆者診療を通じて,健康管理,福祉管理などが徹底されていることを知りました。