活動状況(年度別)

トップページ > 活動状況(年度別) > 活動状況(2011年度~2007年度) > 韓国・被爆者医療従事者短期研修団を受け入れ

活動状況(年度別)

韓国・被爆者医療従事者短期研修団を受け入れ

韓国の大韓赤十字社の協力をえてで,韓国で被爆者医療に従事している医師5名からなる被爆者医療研修団を受け入れ,放射線被曝者医療に関する研修を行いました。

研修員名簿:

団 長 Kim Myung-Se 嶺南大学校医科大学放射線腫瘍学科教授
団 員 Kim Jin-Kook 大邱赤十字病院神経科科長
団 員 Park In-Sung 慶尚大学校病院神経科長
団 員 Kang Seok-Woo ソウル赤十字病院内科科長兼集中治療室長
団 員 Park Jeon-Su 釜山医療院家庭医学科科長

所感:

嶺南大学校医科学大学放射線腫瘍学科教授 Kim Myung-Se
 多くの方々が成功的な研修のために献身しているのを見て驚いた。
 私が仕事をしている嶺南大学病院放射線腫瘍学科でも研修生を受け入れていて大いに反省した。
 HICAREシステムが今後の私の学問及び診療に大変役立つと確信している。

大邱赤十字病院神経科科長 Kim Jin-Kook
 研修が講義中心の一方的な進行なので,十分な討論ができないことが問題であるようだ。
 研修の前の大韓赤十字が研修者に提供する情報があまりない。
 専攻分野による視野と観点の差,そしてHICAREに関連する機関との間の視野と観点の差による問題点を統合・調整することができる全体討論時間が必要だと思う。

慶尚大学校病院神経科長 Park In-Sung
 原爆の被害を減らし危険性を知らせながら治療については,国際的な努力を傾けるHICAREの活動について分かった。放射線の影響に関する研究が活発に行われていることを直接確認することができた。
 治療も重要だが結局は原因を取り除くことが最も重要である。
 原子力発電施設に対するさらなる細心の安全対策が必要であり,もし事故が発生したら適切な対処が必要である。
 今後のHICAREの活動に役に立つことがあれば,微力ながら参加したい。
 望まない問題が発生したとき,その原因と結果を明らかにするための持続的な努力が必要であることを改めて感じた。(RERFの活動を見て)
 韓国のガス爆発,大邱の地下鉄事故対策など(心理的要因を通じて)

ソウル赤十字病院内科科長兼集中治療室長 Kang Seok-Woo
 広島と長崎の被害については以前から聞いてはいたけれど,正確には分からなかった。HICAREの活動についても今回の研修を通じて初めて知った。HICAREは国や地方政府,医師会を始めとするする病院,放射線影響研究所,広島原爆障害対策協議会などがともに協力し合い,持続的な放射線障害に対する研究と健診を通じて管理,治療をしているということが分かった。
 長年の経験を基に,世界各国の医療従事者を招へいして知識と技術を伝播し,医療情報の提供を行うことは,今後も持続されるべきだと思う。個人的には私は医者として被爆者の診療において患者の医療面だけでなく,環境面,精神社会的な側面をもう一度深く考慮すべきであることを考えるきっかけになった。今回の研修は大変有益であったと思っている。招待してくださり感謝申し上げたい。

嶺南大学校医科学大学放射線腫瘍学科教授 Kim Myung-Se
 多くの方々が成功的な研修のために献身しているのを見て驚いた。
 私が仕事をしている嶺南大学病院放射線腫瘍学科でも研修生を受け入れていて大いに反省した。
 HICAREシステムが今後の私の学問及び診療に大変役立つと確信している。

左から,
Kang Seok-Woo医師
Park In-Sung教授
広島赤十字・原爆病院呼吸器科部長の有田健一医師
Kim Myung-Se教授
Park Jeon-Su医師
Kim Jin-Kook医師

期間:

平成19(2007)年7月2日~7月7日

研修機関等(日程順):

広島大学原爆放射線医科学研究所
 (財)放射線影響研究所
 広島赤十字・原爆病院
 (財)放射線影響研究所
 (財)広島原爆障害対策協議会
 平和記念資料館視察ほか