活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

韓国より看護師5名を受け入れ

韓国大韓赤十字社の原爆被害者診療協定病院で医療に携わる看護師5名を受け入れ、放射線被曝者医療に関する研修を行いました。

受入研修生:

1  ナ・ミョンヒ 

   ソウル赤十字病院

 2 チョン・ミョンオク 

   仁川赤十字病院

 3 チェ・スヨン 

   嶺南大学病院

 4 ファン・ヒェジン 

   慶尙大学病院 

 5 キム・チャンサン 

   釜山広域市医療院

研修期間:

平成29年 (2017年)10月23日~10月27日

研修機関(研修日程順):

広島大学原爆放射線医科学研究所

広島市役所

広島赤十字・原爆病院

原爆養護ホーム「舟入むつみ園」

放射線影響研究所

広島原爆障害対策協議会

その他平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線被曝者医療研修

広島大学 原爆放射線医科学研究所 田代聡教授(右から3人目)と

広島市役所 原爆被害対策部 間所調査課長(右奥)と

広島赤十字・原爆病院 加世田俊一副院長(左から3人目)と

原爆養護ホーム「舟入むつみ園」にて大知園長(右)と

放射線影響研究所 臨床研究部 立川副部長(右)と

広島原爆障害対策協議会 健康管理・増進センター 藤原佐枝子所長(左から3人目)と

所感:

◆(研修によって)原発や放射能についてよりよく理解できたことが、看護師として実際に病院で患者に接する時のマニュアル作成などに役に立ちそうでした。また、養護老人ホームを訪問させていただいたことで、韓国での自分の進むべき道について考えることができました。

 

◆関係者の情熱と自負を感じました。

 

◆原爆に関する研究の進行を知るとともに、その研究が類似の事件に対して良い基準を提供していることがわかりました。

 

◆韓国に帰って、研修で得た原爆に関する多くの知識と実像を、勤務する病院の看護師への教育資料として活用します。また、家族や周りの人々にも核兵器の危険性は想像を絶することを知らせ、二度とこの地球に核による苦痛が繰り返されてはならないことを強調します。

 

◆色々な機関を訪問するたびに、それぞれの事業内容や研究実績などを積極的に講義していただいたのがとても良かったです。